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2014年5月

2014年5月25日 (日)

2号機購入まで その4 ゴルフ5 R32と?

前回の続きです。

国産車の候補で最後に残ったのがRX-8です。
そもそもこのブログをはじめたのは、アクセラ23SからMT車に乗り換えるエピソードからスタートしています。その際の最有力候補がRX-8でありました。
※参照 過去の記事
マツダスピードアクセラを選んだ理由1
http://obi-wan-kenobi.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-5a38.html
「マツダスピードアクセラを選んだ理由4 完結編」
http://obi-wan-kenobi.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/4-ff27.html

このときのファーストインプレッションは、私の中でいつまでも強烈な印象をもたらしており、MSアクセラ→ゴルフR32(x2台)という遍歴を経てもなお、このクルマに対する一種憧れのようなものが生き続けていました。従って、今回のクルマ選びは、RX-8を超える存在があるのではないか?というところがハイライトであったと言えます。
ただし、過去のクルマ選びでは自らの固定概念やそのときの状況から、視点を狭めた選択をしていた反省もあります。一般に言われるライバルというような概念は持たず、とにかく直感的に乗ってみたいというクルマを自由に選んだ結果が、BMW 135iと、マツダ RX-8という結果になりました。

135iは、3リッターのツインターボエンジンをコンパクトなボディに押し込んで、300ps超のパワーを後輪で受け止めるという隠れたモンスターマシンです。速さという点ではRX-8は全く敵わないでしょう。BMWのクルマですから操縦性は抜群だと思いますが、ネックになるのが車重で、1600kg近くもあります。どちらかというとR32と重複する部分多く、パワーで持ち上げる特性だと言えます。確かに魅力的ではあるのですが、R32と同じ特性を求める必要はないのではなかろうか、と感じました。

また、今回はスポーツカーということもあり、ボディカラーにもこだわりがありました。趣味のクルマなので、できるだけビビットな色をという気持ちです。1台目のR32のディープブルーパールエフェクトが素晴らしい発色性を持っていたので、できれば今回もブルーを選びたいという気持ちがありました。BMWはM3のような特殊なモデルを除いてモノトーン系か暗めのカラーが多いようです。135iも例に漏れないようです。実際のところ、高級輸入車は目立たずに乗るというニーズが多いのは理解できます。(笑)
対してRX-8ですが、2008年のマイナーチェンジ後は、青系及び赤系のきれいな色味がそろっていました。スポーツカーには明るいカラーが似合うと思います。

最後にデザインですが、1シリーズクーペは非常にボクシーなスタイルで独特のものがあります。もちろん好みの問題ではありますが、スポーツカースタイリングとしてみるとRX-8を推す心が強かったかもしれません。

RX-8は言わずと知れたロータリーエンジンを搭載した最後のモデルです。ロータリーエンジンは、マツダというどちらかといえば小規模な自動車メーカーが、いつか花開く技術と信じて地道に改良を重ねてきた技術でしたが、レシプロエンジンの進化に抗しきれず、止む無く生産中止に追い込まれてしまいました。ロータリーの利点は語り尽くされているでしょうからここでは詳しく触れませんが、やはり低い重心と軽量であること、9000rpm近くまで吹け上がり、とにかく高回転でパワーを絞り出すというスポーツエンジンらしい特性にあると考えます。スポーツカーのエンジンとしての最適解はロータリーにこそあると信じて、量産を止めなかったマツダという会社の思想に対して敬意を払わずにはいられません。

そうした経緯から産み出されたRX-8を2号機に選びました。

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2014年5月24日 (土)

2号機購入まで その3 ゴルフR32と?

135iが2号機の候補になりましたが、もう少し粘って考えてみました。今回は期限的な縛りがないため、極端な話、導入を諦めても良いという気持ちで納得できる選択がしたいと考えました。

私自身はフォルクスワーゲンのクルマを所有していますが、ここ最近の輸入車の、特に高性能車のマーケティングをみていると、少し違和感を感じていました。ゴルフ4でR32を出したときは約400万円だったと記憶しています。5で460万になり、このあたりまでなら装備などを考えると、まだ妥当性はあったと思います。ところがR32が結構売れて味をしめたのか、6のRは505万円、7に至っては、、よく覚えていません(笑)

私もクルマに関わっていますから、新技術の開発にコストがかかるのは理解できますが、あからさまな付加価値売り付け主義はいつまで続けられるでしょうか。。。
走りに興味を持つ車好きで、かつ実際に購入に至るユーザは限られてだろうからと、利益を思い切り乗せて売るという手法を、どの輸入車メーカーも模索しているようです。現に北米での価格はもっと競争力があり、見あったプライスがつけられています。逆に考えれば、日本市場は国産メーカーが強く、安くて良いクルマが溢れているということでもありますから、輸入車メーカーとしては高価であることを付加価値とする戦略を取らざるをえないのかもしれません。それが所謂ブランド戦略ということだと思いますし、そのこと自体が悪いというつもりはありませんが、日本において輸入車の価値を量るときはそうした背景を踏まえておく必要があります。
クルマは洋服と同じで人それぞれ好きなものを買えば良いので、販売会社の方針や他人の選択をとやくいう必要はありません。私自身はもう少し素直なクルマ作りをするメーカーも、応援していきたいという気持ちも持っています。
話がそれてしまいましたが、この点は今回の2号機選びの過程での思考を辿るには不可欠な要素でありました。

さて、候補に挙がった135iですが、2ドアで4人乗り、300馬力程度のターボエンジンに後輪駆動という素晴らしいスペックです。1シリーズベースですから、後席は狭いものの、チビたちなら耐えられそうです。コンパクトなボディと相まって、刺激的な走りを手にすることができそうです。輸入車での最有力候補はこれに決まりました。

国産車も徹底的にサーチしました。前述の条件に当てはまる後輪駆動の2ドア車として、スカイラインクーペのMT車、86/BRZ、そして新車では買えないのですが、RX-8が該当します。スカイラインやRX-8は、スポーツカーという括りで考えると異論があるかもしれませんが、4人が確実に乗れるということを考えるとどうしても選択肢はこれらになろうかと思います。
スカイラインクーペは、やはりボディの大きさと車重の面で魅力がありませんでした。86/BRZは、正に企画の狙い通り売れ行きがまずまずのようで良く見かけますが、過去の試乗の結果としてはエンジンが今一歩という印象でしたので、積極的に選択する気持ちにはなれませんでした。

つづく
※なかなか結論に至りませんが、書きたいことを好きなように書いておりますので御容赦の程を。

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2014年5月21日 (水)

2号機購入まで その2

ゴルフR32は、官能性、パワー、思想、使い勝手のバランスに優れているクルマです。そもそも世界中でメジャーなゴルフというクルマがベースなので、そのボディサイズと相まって、日々の生活でも過不足ない実用性を発揮してくれます。

ただ、3年ほどサーキットも含めて経験した結論として、車重からくる重めの乗り味、FFベースであること、ハンドリングの切れといった部分で、やはり基本設計が実用車である以上は限界があることを理解しました。また、いかにDSGが優れていようとも、マニュアルシフトの楽しさには叶わないことも痛感しました。

ただし、その1の記事でも述べた通り、V6エンジンやサウンドといった官能性を捨てることはできそうにありません。また日々の使い勝手から考えてもR32を手放す気にはなれませんでした。 そうした背景から、今回はR32を維持したまま、とにかく割りきった2号機選びを行いました。

まず思想が走り優先であること、つまりスポーツカーとして設計されていること。MTであること。クーペデザインであること。後輪駆動。ここまでこだわってみます。 更に、私の考えとして、自分だけ乗れれば良いわけではなく、家族でなんとか小旅行程度なら行けるだけの実用性をもっていることも条件に加えました。

真っ先に候補になったのが、M3です。最新型はちょっと手が出ませんが、E46にしろE90にしろ、官能性からパワー、実用性まで十分です。ただ軽さという点では、少し足りない気がします。1台に絞るということであればM3がベストかもしれません。

条件に合致するクルマは、改めて考えても選択肢が少ないです。欧州の高性能車は軒並みDCT採用になびいており、なかなかMTはありません。国産では、ロードスター、フェアレディZ、86/BRZなどがスポーツカーの代表ですが、いずれも2シーターか、ほぼそれに近いもので、チビたちを乗せることができないのはNGです。

GT-Rも考えましたが、どうにも重いですし、500ps超のパワーは富士スピードウェイにでもいかない限り楽しめないでしょう。やはりコンパクトなボディであることが必要です。そして官能性も捨てられない。

クーペでもFRでもありませんが、アルファロメオ156GTA或いは155のV6 2.5Lも考えました。極端なショートストロークのV6はビュンビュン回って、エンジンは絶品なはずです。ただやはり今回は後輪駆動にこだわるというところで外しました。

そうこう考えていると、やはりバイエルン発動機に行き着いてしまいます。コンパクトということでは、3シリーズまでがギリギリですが、BMW Japanの戦略かはともかくとして、M3以外ではマルチシリンダーのMTが壊滅状態です。335iもDCTしかありません。どうやらその役目は1シリーズに移管されて久しいようで、1世代前の1シリーズにはMTが設定されていました。

そう、130iと135iです。130iは5ドアハッチバックでR32と重複感があるのでパス。残るは135iということになりました。

つづく

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2014年5月17日 (土)

2号機購入まで その1

MSアクセラ時代にサーキット走行をするようになり、変速機の使い勝手と官能性を両立する最高の選択肢がゴルフR32でありました。だからこそゴルフR32を2台も乗り継いできた訳ですが、ここに来て少し心境の変化がありました。
私自身は、良く言えば「クルマ好き」、言い換えれば「暇なクルマオタク」な訳ですが、欲しいクルマをはかるときの評価軸は、これまで次の優先順位でした。
官能性 → パワー →  デザイン → 使い勝手 → 経済性

R32はデザインは賛否あるのでともかくとして、経済性は全く非合理ですが、
その他はかなりの部分で満足できるクルマだと考えています。

ゴルフ4~5のR32が面白いのは、ゴルフというCセグメントのボディに、3200ccのV6エンジンを押し込んだことにあると思っています。
ところが、フォルクスワーゲンのドイツ人エンジニア達が選んだのは、通常の60度バンク角を持つV6ではなく、挟角V6という15度バンクの変則的なV6エンジンでした。
この挟角V6というのは、実は通常のV6がシリンダヘッドを2つ持っているのに対し、1つのヘッドで構成されています。カムシャフトは2本しかなく、つまり直列6気筒と同じようなブロックとヘッドの構造になっています。この挟角V6エンジンは通称VR6と呼ばれており、90年代のはじめころから登場した歴史があります。基本設計は相当旧いようです。その設計思想は、FFベースで設計されたゴルフのエンジンルームに収めるためだったかどうかは定かではないですが、通常のV6のように幅を広くせずに排気量を拡大するためのなかなか良いアイデアだったと思います。もちろん、そうした変則的な設計思想による弊害はあり、吸排気バルブを駆動するためのロッカーアームの長さを工夫したり、吸気バルブまでの距離が気筒毎に違うため、インテーク側のポート構造を最適化したりと、とにかく性能を確保するために腐心した跡が伺えます。
最終的には、この挟角V6の思想は、挟角8気筒を生み、更にブロックを2つつなげて合計で16気筒化、それに4つのターボで過給するというとてつもないクルマ、ブガッティ ヴェイロンの1000馬力以上へと昇華しました。

似たような話は、1世代前までのBMWが直6にこだわってエンジンをつくってきた事実にも表れていますし、ポルシェも水平対向エンジンにこだわっています。
どうもドイツの企業というのは実現したい機能に対して、どちらかというと採算よりも思想を優先する傾向があるようです。自分たちが作りたいモノを優先させながら、経済性や環境性能を両立させる、という方向ですね。
日本の自動車メーカは間違いなく技術力は高いので、同じことはできるはずなのですが、
市場性や採算の面で、なかなかそうしたクルマ好きの思想オリエンテッドなモノ作りが難しい事情があるようです。その代わり、ハイブリッド車のような環境性能に優れた思想には長けているのかなと感じます。
各メーカにもクルマ好きがたくさんいますから、実情としては企画は社内でたくさん提案されていると思いますが、なかなか量産プロジェクトまで通っていかないということだと思います。最近ではトヨタ86&スバルBRZが量産されたのは、そういう意味で考えると、
トップダウン的なチカラが強かったのではないかと推測します。

さて、なぜ長々とこんな話を書くかというと、時の経過と共に、自分自身の中のクルマに対する評価軸が少し変化し、前述の優先順位に、「思想」が加わり、最上位にきました。
そして、パワーに対するこだわりは少し下がりました。

官能性 → パワー → デザイン → 使い勝手 → 経済性
      ↓
思想 → 官能性 → デザイン → パワー → 使い勝手 → 経済性

さて、散々ウンチクをたれていますが、実際には理屈は後付けです。
動機はもっと単純で、5歳になったチビ二等兵の言葉、
「パパ、あれはスポーツカー?」
なんですね。

さて、そのスポーツカー選択について綴っていきたいと思います。
※R32はまだまだ乗ります。

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2014年5月11日 (日)

ドイツ村と東京湾フェリー ゴルフR32で

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4月のことでしたが、房総へ1泊旅行へ行きました。
東京ドイツ村が広くてお気に入りです。とても広いので、ピクニックテーブルとお弁当を持参して、みな思い思いの場所で好きなことをしています。
我が家は最近チビたちができるようになってきたサッカーとキャッチボールの特訓をしました。
日が出ているうちは良かったのですが、途中から曇り空になり、4月の風は冷たく、かなり寒くなってしまいました。一緒に行ったおばあちゃんとママは、早々にR32の車内に避難し
ていましたね。
それでも夕方まで遊んで、金谷付近にある宿に移動しました。

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東京ドイツ村→常宿に泊まり→金谷港から東京湾フェリーで久里浜経由で帰路というコースでした。
いつもはアクアラインを使うのですが、今回はチビたちに船というものがどういうものかを見せたくて、あえてフェリーを選びました。

フェリーは、おおむね1時間に1便程度で、久里浜まで45分程度の短い船旅です。
金谷港からは対岸の三浦半島が手が届きそうな距離に見えます。
お昼すぎ発の便の40分くらい前に到着しましたが、まだ並んでいるクルマも少なく、余裕がありそうでした。

Dsc_0822s
出航のの10分前くらいから次々に乗船が始まりました。
観光バスから乗用車まで、人が乗ったままどんどん乗り込みます。空いていることもあって、係員の方もいるのですが、結構適当に停める感じでした。駐車後は、さすがに床面とアンカー固定はしていました。
デッキにあがると、観光バスのお客さんで結構にぎわっていました。屋上甲板にも出てみましたが、まぁ寒い寒い。。写真だけ撮って早々に退散しましたが、、
久里浜まであっという間で、その後は横浜横須賀道路で本当に小一時間で帰ってきてしまいました。。アクアラインで自走するよりも、感覚的には近い気がしましたね。
これはこれでなかなか楽しい移動だったと思います。

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